金玉彩事務総長をはじめとする事務局一行は、NEAR議長団体である韓国蔚山広域市が開催した「第3回韓露地方協力フォーラム」(11月3～5日)の協力機関として参加し、行事を支援した。今回のフォーラムには、韓国慶尚北道など12自治体、ロシアサハリン州など5NEAR会員自治体が対面で参加した。

　韓国蔚山広域市とロシアサハ共和国の二者会談では、NEAR第13代議長団体であるサハ共和国が第14代議長団体として選出された蔚山広域市へ議長団体旗を手渡し、議長団体として、北東アジア地域間における交流・協力のため共同プロジェクトの現方策ついて意見交換を行った。

　また、事務局は、NEAR会員自治体である韓国慶尚北道やロシア会員自治体(サハ共和国、サハリン州、ブリヤート共和国)間の二者会談の通訳をサポートした。     

　韓露地方協力フォーラムは、２０１７年に韓国文在寅大統領とロシアプーチン大統領の合意により、両国地方政府間の交流協力プラットフォームを構築し共同成長を図るという趣旨で行われ、来年の第4回開催地はロシアのサハリン州に決まった。