
タイトル:東海岸の開発、海好きな中国内陸部を攻略 (8月18日付け)
北東アジア地域自治体連合(NEAR)全哉垣事務総長は、「慶尚北道の観光に活路を開くためには、中国人観光客(遊客)誘致に全力を尽くすべきだ」と述べた。中国人観光客数が2億~4億になる時代は、もうそこまで来ているということだ。
全事務総長は、「2018年、韓国を訪れる遊客数は、1千万人に至ると予想される。このような無限で潜在力のある遊客をどう誘致するか、そしてこれを地域観光産業発展へどう結びつけるかが、我々が直面している重要な課題だ」と述べた。
彼は、最近の遊客の特徴として団体観光客よりは「個人観光客」に焦点を当てた。低価格商品の団体観光客よりは所得水準の高い個人観光客向けのカジノや高級ショッピングが加わった観光商品を開発すべきだと述べた。また、彼は「中国人の好みに合わせるためには、自然風景や遺跡地より、各地域の特性を入れた特産品や食べ物を開発し、その地域なの固有文化を取り入れた方が良い」と助言した。
特に、中国は面積が広いだけあってそれぞれの地域の好みが違うため、地域特性に合う広報戦略を立てるべきだと強調した。彼は「中国内陸人は海が好きなので、慶尚北道東海岸の観光商品を開発する等、まず、西部内陸を攻略拠点地域として進めて行くことが望ましい」と述べた。
浦項、シン・ドンウ記者 sdw@msnet.co.kr
記事(原本): http://www.imaeil.com/sub_news/sub_news_view.php?news_id=45989&yy=2015