紹介
ロシア連邦 (Russia Federation)
NEAR 加入現況
- 1993年、日本国・島根県で開催された「第1回北東アジア地域自治体会議」で沿海地方とハバロフスク地方の参加を皮切りに、1996年に大韓民国・慶尚北道で開催された「第1回北東アジア地域自治体連合」の創立総会に参加するなど、ブリヤート共和国、サハ(ヤクーチア)共和国、ハバロフスク地方、沿海地方、アムール州、イルクーツク州、カムチャッカ州、サハリン州、ザバイカリエ地方、ウスチ-オルジンスク・ブリヤト自治区等、10つのロシア連邦行政主体が連合創立メンバーとして活動。
- 以後、2006年度に大韓民国・釜山広域市で開催された「第6回北東アジア地域自治体連合総会」でトゥヴァ共和国、アルタイ地方、クラスノヤルスク地方、トムスク州等が新入会員自治体として承認された。
- ロシア連邦の行政主体統廃合の施策により、2007年ウスチ-オルジンスク・ ブリヤト自治区 がイルクーツク州に統合され、現在、連合のロシア連邦会員自治体には、ブリヤート共和国、サハ共和国、トゥヴァ共和国、アルタイ地方、ハバロフスク地方、クラスノヤルスク地方、沿海地方、アムール州、イルクーツク州、カムチャッカ州、ザバイカリエ地方、サハリン州、トムスク州等、13の行政主体が活動している。
- 2008年、中華人民共和国・山東省「第7回総会」で、マガダン州が新規加入し、14自治体が活動。
- 2010年10月、大韓民国・京畿道「第8回総会」で、ケメロヴォ州が新規加入し、15自治体が活動。
- 2014年10月、大韓民国・全羅南道「第10回総会」で、ハカス共和国が新規加入し、16自治体が活動している。
- 2015年10月、ロシア・イルクーツク州「第10回実務委員会」で、会費制導入及び憲章改定案について議論した。
- 2016年9月、ロシア・イルクーツク州「第11回総会」で会費制と準会員制の導入を中心に憲章を改定した。
- 2023年10月、大韓民国・蔚山広域市「第14回総会」で、アルタイ共和国が新規加入し、17自治体が活動している。
主要活動事項
- 2002年~2004年の間、ロシア連邦・ハバロフスク地方が連合議長団体を歴任した事がある。これにより2002年9月に「第4回連合総会」をロシア連邦・ハバロフスク地方で開催することになった。
- ハバロフスク州は、連合会員自治体の拡大に大きな貢献をした。特に、2002年9月、ハバロフスク地方で開催された「第4回連合総会」で朝鮮民主主義人民共和国・咸鏡北道と羅先市の連合加入を導き出すことで、北東アジア地域自治体連合が北東アジア6ヵ国の自治体としての面貌を取り揃えるのに決定的な役割を果たした。
- 2004年、中華人民共和国・黒竜江省で開催した「第5回北東アジア地域自治体連合総会」でロシア連邦・ハバロフスク州が「国境地区協力分科委員会」の創設を提議し承認を得た。それ以後、2005年6月にロシア連邦・ハバロフスク地方で「第1回国境地区協力分科委員会」を開催した。中国とロシア間の国境隣接地域における通商交流の拡大、共同観光プログラムの開発、両国のビザ簡素化などの内容に関する合意文を採択した。
- ハバロフスク地方に引き続き、イルクーツク州が2012年に「第2回国境地区協力分科委員会」のコーディネート自治体として活動した。
- 2010年7月、マガダン州が「鉱物資源開発・調整分科委員会」の創設会議を開催した。その後、2012年8月に「第2回鉱物資源開発・調整分科委員会」を開催した。
- 2014年8月、NEAR国際フォーラムがNEAR事務局とハバロフスク州政府の共同主催で、ハバロフスク市で開催した。