NEAR事務局が主催、慶尚北道が後援する「2008北東アジア国際経済フォーラム」が11月6日、慶州において、韓国、中国、日本、モンゴル、ロシアの北東アジア５ヵ国から200余名による参加の下、開催された。

今回のフォーラムのテーマである「北東アジアの共同発展のための企業及び企業人の協力と役割」について、発表とディスカッションが行われた。

基調講演は金学洙（韓国）アジア経済共同体理事長が「アジア･太平洋地域の経済統合への動き　-最新動向、挑戦課題及び北東アジア地域に及ぶ影響－」について講演した。

続いて、テーマ発表は李景台（韓国）韓国国際貿易研究院長が「世界金融危機と北東アジア経済協力」、谷口誠（日本）岩手県立大学学長が「『北東アジア共同体』を成立させよう」、劉方会（中国）山東省国際貿易促進委員会会長が「商工会議所の積極的役割により北東アジア地域の経済協力活性化」、ブレジネフ（ロシア）沿海地方商工会議所会頭が「沿海地方経済発展に向けた商工会議所の役割」、村上雅章（日本）ソウルジャパンクラブ理事長が「物流の観点から北東アジアに於ける韓国の戦略的位置づけを見る」、テンベレル（モンゴル）モンゴル商工会議所会頭が「北東アジア共同発展に向けた企業の役割と協力」、崔龍浩（韓国）韓国産学研究院理事長が「グリーン成長と持続可能な経営」を発表した。

招待講演はナタリア・ヤチェイストバ（ロシア）UNDP-GTI事務局代表が「豆満江開発計画（GTI)－北東アジアの協力プログラム」について発表した。

その後、パネルディスカッションを李海斗NEAR事務局事務総長の進行により行われ、楊平安（中国）国際貿易促進委員会韓国首席代表、クズネチョフ（ロシア）駐韓ロシア貿易代表部副代表、ラウダン・オヨン（モンゴル）駐韓モンゴル大使館商務官、孫東辰（韓国）東国大学慶州キャンパス総長、孫炳海（韓国）慶北大学東アジア経済研究所所長が参加した。