北東アジア地域自治体連合(NEAR)事務局の海外派遣職員は、慶尚北道内のワイントンネルと大加耶(テガヤ)博物館を見学した。 3月5日(土)に中国、日本、モンゴル、ロシア派遣職員が高霊(コリョン)郡と清道(チョンド)郡を訪問した。 派遣職員は、高霊郡の大加耶博物館を訪問し、韓国の古代国家である「加耶(ガヤ)」国の遺跡を観覧した。彼らは、4～6世紀の大加耶の支配層の704個の墓がある池山(チサン)洞古墳群を見てまわった。 また、清道郡では、「柿」という一つの果物で農村の所得向上と雇用創出をもたらした「柿ワイン・トンネル」に行った。ここは、廃線となった汽車のトンネルを柿ワインの貯蔵と販売所にアレンジした「文化観光商品」として作られた所だ。現在、ワインを直接味わい、美術品を展示する空間などを活用し、多くの観光客が町を訪れている。 事務局では、海外派遣職員の韓国生活適応と韓国文化についての理解を高めるため、文化財の観覧や産業視察などを推進している。