NEAR事務局では、4月4日、11日、18日にそれぞれモンゴル、日本、ロシアからの新規派遣公務員を迎え、全哉垣事務総長が駐在官に任命した。 モンゴル・ヘンティ県から派遣されたチェウェンドルツ・バイガルマ氏は、英語教師・外国語担当として、長年の外国人との勤務経験がある。初めての韓国生活となるバイガルマ氏は「1年間、より多くの事に接し、それらをモンゴルで活かしたいと思う。これからもよろしくお願いしたい」と述べた。 日本・富山県から派遣された原田氏は、クレア(日本自治体国際化協会)ソウル事務所で2年間勤務し、日本自治体と韓国との国際交流支援業務に従事した経験を持つ。「韓国語をはじめ中国語、モンゴル語、ロシア語も勉強し、NEAR事務局の職員とより密接に疎通できる駐在官になりたい」と述べた。 ロシア・トゥヴァ共和国から派遣されたイルギット・バレリ氏は、「国際交流業務は初めてなので、新しい業務に緊張して震える。若くて覇気のある事務局スタッフと力を合わせ、より良いNEARになるよう努力する」と述べた。 全事務総長は「新たに任用された駐在官と既存の職員が上手く融合し、楽しい時間を過ごすとともに、各自治体とNEAR事務局とを結ぶ重要な役割を実行してほしい」と述べた。 NEAR事務局では、会員自治体が所属する6か国のうち韓国と北朝鮮を除く日本、中国、モンゴル、ロシアの4か国から各1名、計4人の公務員が派遣駐在官として勤務しており、各国の自治体との連絡調整業務等を担当している。