林秉鎮事務総長は11月14日、NEAR事務局と富山県の共同主催で開催された「第16回環境分科委員会」の開会式で祝辞(映像)を述べた。

林事務総長は祝辞で、20年以上環境分科委員会を維持し、発展させてきた富山県の関係者の苦労に感謝し、今後もより多くの会員自治体が環境分科委員会に参加して、環境保全の重要性を共に認識し、互いに連携協力していくことを期待すると伝えた。 

今回の環境分科委員会は、日本、韓国、ロシアの3か国から10の会員自治体と日本環境省の関係者等が参加し、2023年度の個別プロジェクトの実施状況及び活動状況を報告し、2024年度個別プロジェクトの提案状況について説明した。また、今後の環境分科委員会開催形式において、オンライン開催形式などについて討議する時間も設けられた。

環境分科委員会は、富山県がコディネーターとして活躍しており、1999年の第一回会議から2005年までは毎年開催され、2007年からは隔年で開催されている。環境分科委員会の開催内容及び個別プロジェクト実施資料は「北東アジア環境情報広場(https://www.npec.or.jp/northeast_asia/)」 にて5か国語で閲覧できる。