林秉鎮NEAR事務総長は、6月18日、ロシア・ブリヤート共和国ウラン・ウデ市で開催された「第15回NEAR高級実務委員会」の機会に、ブリヤート共和国のアレクセイ・ツィデノフ首長と会談し、相互の関心事項について意見交換を行った。

林事務総長は、ブリヤート共和国政府がチャーター機の提供をはじめ、会議の準備および運営全般にわたり細やかな配慮と万全の準備を行ってくれたおかげで、今回の会議は歴代のNEAR高級実務委員会の中でも最も成功した会議となったと評価した。特に、NEAR議長としてアレクセイ・ツィデノフ首長が示した積極的なリーダーシップと全面的な支援は、NEARの発展および会員自治体間の協力促進に大きく貢献していると高く評価した。

ツィデノフ首長は、「第15回NEAR高級実務委員会」および「第3回伝統医薬分科委員会」が成功裏に開催されたのは、NEAR事務局による積極的な支援と協力のおかげであるとして謝意を表した。
また、今回の会議期間中に、ブリヤート共和国の企業および医療センターと中国の病院・企業との間で、伝統医薬分野における10件の協力MOUが締結されるなど、実質的な協力成果が創出されたことに大きな満足感を示した。
さらに、ツィデノフ首長は、NEARにおける実質的な協力拡大に向けた今後の中長期的な発展課題として、
▲各分科委員会の活動成果およびフォローアップ状況を体系的に点検し、その内容をNEARホームページを通じて共有するとともに、分科委員会活動を総括した年次ダイジェストを発刊すること、
▲NEARを基盤とする電子プラットフォームを構築し、会員自治体地域の企業が企業情報や商品情報を相互に共有できる環境を整備することで、実質的な経済・通商協力を拡大する基盤を構築することを提案した。
これに対し、林事務総長は、ツィデノフ首長の提案はNEARプラットフォームを通じた実質的な協力の拡大、情報交流の活性化および成果創出に大きく寄与するものと評価したうえで、▲分科委員会に関する提案については、分野別コーディネーター自治体と協議し、具体的な改善策を検討していくこと、
▲NEARプラットフォームを基盤とした電子プラットフォームの構築については、予算を伴う事項であることから、事務局として提案内容を慎重に検討するとともに、事務局ホームページを活用した企業間交流・マッチングコーナーの新設など、具体的な推進方策を模索していくことを述べた。