NEAR事務局は、7月9日(火)、日本会員自治体である兵庫県と実務者間の懇談会を開催、今後の協力方案について意見交換を行った。
同懇談会では、崔株華(チェ・ジュファ)国際協力部部長は、「兵庫県がこれまで防災分科委員会の運営、議長団体の歴任など、NEARの発展において大きく寄与してきた」と伝え、一時的に停滞した時期もあったが、今後NEARの様々な活動において積極的に参加し、NEAR内で主導的な役割を果たていくことを要請した。

これに対し、大江伸一郎国際交流官は、「NEARとの協力を重視し、今後のNEARとの交流拡大を積極的に検討していて、8月にNEAR事務局からの日本出張の際には、兵庫県を訪問していただき、一層前向きな話し合いができるよう望んでいる」と伝えた。
兵庫県は2002年から防災分科委員会コーディネーター自治体として活動していて、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)の経験から積み重ねてきた防災関連のノーハウを毎年会員自治体と共有してきた。
兵庫県からは大江伸一郎国際交流官、別所主幹、稲葉主任、コ・ウンビョル国際交流員が参加し、NEAR事務局からは崔株華(チェ・ジュファ)国際協力部部長、金瑞賢(キム・ソヒョン)日本専門委員、李邯娜(イ・ハンナ)日本専門委員が参加した。