2024NEAR会員自治体公務員研修プログラムに参加した中国、モンゴル、ロシアからの参加研修者15人は、7月1日、嶺南大学イ・ジュヒョン国際開発協力院長の引率の下、事務局を訪問、事務局見学および林秉鎮NEAR事務総長との懇談会を行った。
林事務総長は、会員自治体公務員研修プログラム参加者の事務局訪問を歓迎し、今回の研修プログラムがモンゴルを始めとする会員自治体の要請により行われているだけに、研修過程でセマウル運動を始めとする韓国の地域開発成功事例と北東アジア地方政府が共通して直面しているデジタル経済、気候変動、山林回復などについての解決案模索などにより、会員自治体に役立ってほしいと述べた。

また、最近NEARの会員及び準会員の増加などの外縁拡大と事務局主管の各種行事の活性化など、NEARの現状を説明し、帰国後もNAERへの関心と支持、そしてサポーターズになってくれるよう要請した。
特に、嶺南大学崔外出(チェ・ウェチュル)総長がNEAR 事務総長に、朴正煕(パク・チョンヒ)セマウル大学修士課程に中国、モンゴル、ロシア奨学生(入学金と授業料免除、生活費支援) 」3人の推薦を要請したことを紹介し、今回の参加者を含め積極的に申し込んでくれるよう要請した。
懇談会で参加研修参加者たちは、今回の研修プログラムを準備し、丁寧に配慮してくれたNEAR事務局に感謝の意を表し、嶺南大学の準備した講義の内容にも非常に満足していると述べた。
また「卒業課題であるAction Planの樹立を通じて、自治体に戻っても政策提案などにつながるよう努力する。来年もこの研修プログラムが行われることを切に希望する」と述べた。

これに対して林事務総長は、「初めての実施とあって研修生の反応が気になっていたが、満足とのことで、大変嬉しく思う」と述べ、「来年も研修プログラムを実施する予定なので、今回の研修に対する率直な評価、追加希望事項などを評価書に詳しく書いてくれること」 を要請した。

一方、嶺南大学のイ・ビョンワン朴正煕セマウル大学院長、イ・ジュヒョン国際開発協力院長が参加する中、7月3日に行われた修了式では、研修の成果であるAction Plan発表と優秀チーム授賞式があり、1位はロシア、2位は中国、3位はモンゴルチームが受賞した。また、最優秀研修生としては、モンゴル・オルホン県のパタールムンク・カンディ氏が受賞した。

今回の研修は6月26日~7月5日までの9泊10日間行われ、残りの日程はソウル景福宮、南山タワー、ロッテタワー、龍仁エバーランドなど文化探訪の後終了する予定である。