林秉鎮事務総長は、1月7日(火)、在大韓民国ラオス大使館を訪問し、ソンカン·ルアンムニントン大使と面談し、NEARとラオス広域地方自治体との協力問題とNEAR準会員加入について意見を交わした。
林事務総長はまず、NEARの紹介及び最近の活動、NEARの準会員制度を紹介した後、東北アジアと東南アジアの地方自治体間協力を模索する観点から、ラオスの広域地方自治体がNEAR準会員として加入することを希望するとし、ラオス大使館の支援を要請した。

ソンカン・ルアンムニントン大使は、林事務総長によるNEARおよび準会員制度についての詳細な紹介を受けて、NEARが東北アジア地域の地方自治体間協力において重要な役割を果たしていることを高く評価した。また、ラオスは2024年のASEAN議長国として、ASEAN地域内の交流・協力だけでなく、東北アジアとの協力も重視していると紹介し、ラオスの広域地方自治体がNEARの準会員として加入できるよう、大使館が積極的に協力すると述べた。
特に林事務総長は、ラオス地方政府の正式な準会員加入手続きに先立ち、今年3月に済州特別自治道で開催されるNEAR会員自治体ワークショップに、ラオス地方自治体の代表が直接参加できる機会を提供すると述べた。これに対して、ルアンムニントン大使は、 大使館に招待状を送ってもらえば、ラオス地方自治体に伝え、参加するよう調整すると述べ、積極的な協力の意向を示した。

NEAR事務局は現在、NEAR+2政策を通じて、既存の会員である東北アジア地域だけでなく、東南アジアおよび中央アジアの地方政府の準会員加入を積極的に推進しており、2024年9月に中国・瀋陽市で開催された第14回高級実務委員会において、キルギスのチュイ州がNEARの2番目の準会員として加入した。