<タタルスタン共和国首長 ルスタム・ミンニハノフ>
ロシア・タタルスタン共和国(Republic of Tatarstan)のルスタム・ミンニハノフ首長は、11月13日、NEAR事務局に対してNEAR第5の準会員加盟申請書を提出した。
タタルスタン共和国の正式な準会員加入は、今後NEAR会員自治体の事前書面同意を得た上で、来年ロシア・ブリヤート共和国で開催される「NEAR高位級実務委員会」において正式に決議される予定である。また、カザフスタンの東カザフスタン州も最近準会員加盟申請書を提出していることから、両地域とも来年に加入の可否が併せて決議される見込みである。
タタルスタン共和国が準会員として正式に加入すれば、ロシアのシベリア連邦管区および極東連邦管区以外の地域として初めてのロシア準会員となる。
今回のタタルスタン共和国の準会員加盟申請は、NEARの林秉鎮事務総長が吉林省で開催された「第4回東北アジア地方協力円卓会議」において、会議に出席したラビル・アフメドシン・タタルスタン共和国副首相にNEARを紹介し、準会員加盟を積極的に要請したこと、さらにゲオルギ・ジノビエフ駐韓ロシア大使の積極的な支援によって実現したものである。

なお、タタルスタン共和国は現在、人口約400万人、面積67,836平方キロメートルで、ロシア中央部・東ヨーロッパ平原に位置し、二大河川であるヴォルガ川とカーマ川が合流する地点にある。
タタルスタンはロシアで経済的に最も発展した地域の一つであり、主要産業は石油採掘・精製、化学工業、航空・機械製造業、農業である。タタルスタンの首都カザンは、2018年FIFAワールドカップで6試合を開催し、2024年BRICS首脳会議を開催した国際都市でもある。

現在、NEARは「NEAR(東北アジア)+2(東南アジア・中央アジア)」政策を推進し、東南アジアおよび中央アジア地域の地方自治体へ外延を拡大している。2017年ベトナム・ホーチミン市、2024年キルギス・チュイ州、2025年カザフスタン・トルケスタン州の合計3地域が既に準会員として加入している。