林秉鎮NEAR事務総長は8月21日(水)、島根県が松江テルサで開催した、教育文化交流分科委員会の主管する行事、「交流の翼 in しまね」の開会式に参加し、祝辞を述べた。

林秉鎮事務総長は開会式の祝辞を通じて、世界及び東アジア情勢が協力と競争よりは対立と葛藤が深まる時期に置かれているが、地方政府と民間交流が持続されるべきであり、特に青年が隣国の思想、文化に対して先入観を持たずに、お互いを尊重、理解することが重要であり、青年の間における相互理解は今後この地域の平和及び安定の重要な礎になると強調した。

8月21日(水)から26日(日)の間進行される今回の行事は、4か国(韓国、中国、日本、ブラジル)20余名の青年が参加し、意見交換及び課題発表、伝統文化体験、現地視察及び現地家庭訪問など様々なプログラムによって進められる。
(韓国7名(慶尚北道、威德大学、東国大学)、中国6名(吉林省、寧夏回族自治区)、日本10名、ブラジル1名)
今回で22回目を迎える「交流の翼 in しまね」は、島根県が主管する教育文化交流分科委員会の行事で、コロナ渦により2年間は現地留学生を招待する行事として進められたが、今回初めて韓国、中国、ブラジルの学生を招待し進められた。各国の青年が交流、文化体験などを通じて各国の文化をお互いに理解し、国際的な視野の幅を広げていく国際交流行事である。