林秉鎮事務総長は「第8回NEAR海洋分科委員会」への参加を契機に9月20日、青島所在の「海の10年国際協力センター」を訪問し、同センター視察及び懇談会に参加し、NEARと「海の10年国際協力センター」間の協力方案について意見を交わした。 

林事務総長はNEAR及び中国会員自治体の活動を紹介し、海の10年国際協力センターが中国海洋産業発展において大きな役割を果たすと評価し、今後も両国際機関間の協力強化を強く希望すると述べた。

  燕東党委海洋弁公室副主任兼山東省海洋局副局長は、今後両機関が多様な分野で緊密に協力することへの意志を示し、MOU了解覚書締結を希望すると述べ、2024東アジア海洋協力プラットホーム青島フォーラムに林事務総長を招待した。

一方、林事務総長は山東TVとインタビュー、ブルーカーボン塩生植物実験基地、威海市ブルー経済研究院を視察した。

「海の10年国際協力センター」は2023年2月15日、中国資源部、山東省人民政府、青島人民政府が共同で設立された国際機関である。「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年(2021-2023年)」目標達成のために、二者・多者協力推進、グローバル海洋関連革新プラットホーム構築、科学技術R&Dセンター建設、海洋シンクタンク構築、経済貿易協力推進業務を実行するために設立された。